暦や神社仏閣によって、
厄年が微妙に違うことがあります。
それぞれ、理論や歴史や地域の伝統によって違うので
どれも間違いではありません。
33歳と42歳は、もっとも認知されている厄年で
お祓いを受けたりお守りを受けたり、
地域の厄払いの行事に参加されたりする方も
多いかと思います。
還暦あたり60歳を、厄年と認識するかお祝いとするかは
個々に置いて様々で良いと思いますが
33歳や42歳と違い、暦や神社仏閣その宗派により
年齢が微妙に違います。
それを、考察してみますと
元々、厄年はこの国では
平安時代あたりからの習慣ではないかと考えます。
最初は、干支の当たり年が、厄年と考えられていたのではなかろうかと
これも推測です、ただ、そのような事が書かれている文献にはであうこともああります。
九星つまり、二黒土星などの星は、当時からありましたが
厄年と合致するのはまだまだ、後の時代だと思います。
25歳や60歳は、丁度当たり年になります。
厄年は時代によりその該当する年齢が変化します。
九星は、幕末から明治大正昭和と流行していきますと、
厄年にもとりいれられ、九星の本厄と当たり年に微妙なずれが生じます。
33歳と42歳は、坎宮(九星でも本厄)に
その人の本命星(九星)が回ってきたときが、本厄です。
しかし、ほとんどの60歳と25歳は、坤宮(九星では後厄)に回ったときが
本厄とされ、坎宮は前厄となります。
こうなると60歳は前厄が最悪の状況となりなすが、
本厄はお祝いとも重なりますね。
受け止め方は
それぞれのお考え気持ちでよろしいのですが、
60歳は最後の人生最後の厄年となり、還暦に男女の区別はありません。
還暦のお祓いは魂の生まれ変わりともいわれ、
もう一度赤ちゃんとなり、お宮参りを受けるようなものともいえます。
その後の、喜寿や古希などを慶寿を
よりよく過ごすにも最後の厄とスタートのお祓いは
お受けになるべきだとはおもいますが、
あくまでご本人の考え方です。
赤ちゃんとは違い、
お祓いに誰も連れていってはくれないですよね。
こういう話は書いた時点での知識に基づいて書いています。
新しい知識がくわわれば、
削除訂正する場合もあるし行わずにそのまま新しく
ブログを書く場合もあります。
内容にはご注意くださいね。
写真は春先の、境内の片隅。
しかし、もう上内は、初夏の香りですね。