令和6年9月22日は、秋分の日でした。
ネットで、昼と夜の長さが同じになるので、云々がいくつか現れました。
云々現れたというのは、SNSでのリールとかに、頼みもしないのに
私が、暦関係や占い関係を書いているためか、
このネタが表示されるんです。
実際は、どうでしょうか?
伊勢神宮の神宮暦で確認すると、日の出は午前5時29分 日の入りは午後5時39分です。
日の出から日の入りまでを日中とするならば、10分ほど昼が長いことになります。
昼と夜の長さがほぼ同じになるのは、数日後になります。
その昔、暦を読み解くのは、天文科学の先端の方々でした。
それを元にした呪術も、もしかしたら科学として扱われていたかも知れません。
今なら理系でしょうか?
科学が進化すると、天文観測の科学の部分と、呪術のような迷信の部分が切り離されることとなります、すると今では、占いの部分は理系ではない印象です。
昼と夜の定義は、わかりませんが、天文学的には、秋分、春分は昼と夜の長さは違うということになります。
しかし、これは国によって太陽計測のやり方が違うのです。
我が国は、水平線から出る瞬間に始まり、完全に水平線に沈むまでが日の出日の入り、
うろ覚えですが、フランスは太陽の真ん中で計測していたような記憶があります。
違ったらすみません。
急に別件ですが、古来の習慣を、新暦旧暦ごちゃ混ぜで書いてる神職さんもいて
混乱を招くのですが、
例えば、旧暦で今何月と言い続ければ、12月は師走です。
しかし、師走は、年の瀬の風物詩みたいなニュースの中継で
使用される言葉です。
年が明けて、旧暦ではまだ師走と言っても、街はもう落ち着いています。
師走は、新暦での12月じゃないと、受け入れて貰いにくい言葉ですね。
で実はその昔、師走は、雪月と呼ばれていました。
いつから師が走るとなったかは不明ですが。
確かに、私の住むあたりは、旧暦の12月頃雪が降ります。
雪月に戻すと良いような気がします。
脱線しましたね、すみません。
様々なブログがあふれていますから、仕方ないですが、
東洋の占いでは旧暦で考えますから、新旧入り交じっていたら
冷静に判断されて良いと思います。
秋分、春分から師走に話が飛んで散漫しました、以後気をつけます。