福岡県神社庁暦の読み方その二

前回は福岡県神社庁暦の3ページの上段三分の一を書きました。
その続きから、

実は、神社と暦がなぜ関係あるのか?
暦は一般の書店にもあるのですが
福岡県神社庁は、神道の教化(仏教の布教みたいな意味)のために
暦を作り頒布しているのです。

その、要因、根源ともいえるのが、ここにあるかもしれません。
かもしれないと書きましたが、この箇所以外に、根源となるような
ページは見当たりませんけどね。

で今回は、3ページ下段右側 神様の名前を書いた一覧があります。
実はこの神様方は、スサノヲの命のご家族。

真ん中の歳徳神は櫛名田比売、スサノヲの奥様。
太歳神、大将軍、大陰神、歳刑神、歳破神、歳殺神、黄幡神、豹尾神、
これらは、諸説いろいろごちゃごちゃ調べたらでてきますが、
いわゆる五男三女神のことです。

一応ここで今日は終わります。




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福岡県神社庁暦の読み方

前から、書きたいと思いながらも中々書けないのは
誰のせいでもなく、自分が悪いのですが
毎年お正月の頃、神宮大麻と共に神社で頒布する
福岡県神社庁の暦について、
書いていこうと思います(不定期掲載)

まず、令和4年度の暦でいうところの3ページ。

上段に、今年の干支の解説とあります。

今年は、壬の寅という年です。
壬とは、十干の一つ。
十干とは、順に、
甲(きのえ)乙(きのと)丙(ひのえ)丁(ひのと)戊(つちのえ)己(つちのと)
庚(かのえ)辛(かのと)壬(みずのえ)癸(みずのと)
以上の10個で、末尾が「え」で終わるのが、陽、「と」で終わるのが、陰となります。

また。甲乙で一組で、後に解説しますが、
木火土金水の、木性が甲乙です。甲も乙も木性であるといえます。
これも順に、丙丁が火性、戊己が土性、庚辛が金性、壬癸が水性となります。

元に戻り、十二支、これは干支で、
子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥との組み合わせで
今年は壬の寅年と言うことです。

また、易経の地天泰と書かれています。

易経は六十四掛から成り立ちますが、
なぜ今年が地天泰かは、実は私にもわかりません。

易占い、つまり易経占いが私の専門なのですが
ここは、なぜこうなるかが疑問です、誰に尋ねたらよいのやら。


本日はここまで。

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令和4年5月・6月戌の日 安産祈願のお知らせ。

令和4年5月6月の戌の日安産祈願のお知らせです。

令和4年5月は、9日(月曜日)、21日(土曜日)
6月は、2日(木曜日)、14日(火曜日)、26日(日曜日)です。

勿論、戌の日以外でもお祓いを承ります。

ご予約の上、ぜひ安産祈願のお祓いをお受けください。

戌の日を調べるには
暦を使用します。
カレンダーでも、記載されているモノがありますが、
ここでは福岡県神社庁暦を使用して
説明します。

令和4年の福岡県神社庁暦の15ページを開くと
上から7段目に十干十二支とあります。

最初、1日にきのえのとらとあります。
きのえの部分が十干、とらの部分が十二支、えとです。

今年は何年?トラ年だよ、のトラです、年にも月にも日にちにも
干支(えと)があるのです。

それを左に見ていくと、9日がみずのえのいぬ、これが戌の日です。
更に左に進と、16ページとなります、21日がきのえいぬ、戌の日です。

犬が多産なことから安産につながり、戌の日は安産祈願に
縁起が良い問い古来より伝わるのです。



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三月金神・三月荒神が動きました。

三月金神・三月荒神が動きました。
現在の位置は、「南」です。
令和4年の7月29日の深夜に、「西」へ移動します。

ご心配な方はお祓いをお受けください。
お祓いは要予約でお願い致します。

よく誤解をされていますが、
基本的には、引っ越しなどの際は
お祓いを受けるものです。

方位が云々ではないのですね。

三月金神・三月荒神が当たった方向に
動く場合などは、方位除け、方災除けといわれるお祓い。
そうでなければ、引っ越しのお祓いとでもいいましょうか。
ですから、
お問い合わせで、当たっているかいないかは
自信でお調べくださいと書いておりますのは
そのためです。

神主が、当たってないからお祓いを不要と言うわけにはまいりません。

ですから、お祓いを受けることが前提でお電話頂けますようにお願い致します。

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1年365日暦の話。

366日という歌があるそうで、
最近知りました。

閏年(うるうどし)の歌って尋ねたら、閏年ってなんですか?って逆に尋ねられた。

暦に関して、お話しを依頼されることが
たまにあります、このあたりから、
実は説明が必要なんだと改めて思った次第です。

このあたりの話は前提として不要かと思っていたのでしたが
若い方は、ご存じないかもしれません。

1年は365日です。
しかし、4年に一度、2月の28日が、29日まである年があります。
2月が29日まである年を、閏年(うるうどし)というのです。

実は1年は、365日と約4分の1日なんです。
それで、4年に一度、1日ができちゃうわけで、
それを2月にあてはめているのです。

ですが、毎日を100年間続けると、
4年に一度、1日を増やすと
100年で1日分、
日にちをつくり過ぎることになります。

1年は365日と約4分の1日と書きましたが、
この約の部分が微妙にはみだして
100年繰り返すと、1日余分になるので、
西暦の末尾が、00の年は閏年を設けません。
最近では2000年は、順番からいくと
閏年ですが、2月は、28日まででした。

わかりやすくかけていますかね?





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