7月の19日から土用に入ります。
その昔、盤牛大王という神様の5番目の妃との間に
黄帝黄龍王という子供がいました。
盤牛大王四季の土用を、黄帝黄龍王に支配させました。
よく土用の丑の日といって
ウナギを食べますが、その土用を支配する神様の誕生です。
黄色は土の色ともいえます、土用に土をいじらないとされるのも
このあたりからでしょうか?
盤牛大王についてや、個々数回のブログの暦の記事については
藤巻一保さんというかたの書かれた、
安倍晴明簠簋内伝 現代語訳版にくわしく書かれています。
7月の19日から土用に入ります。
その昔、盤牛大王という神様の5番目の妃との間に
黄帝黄龍王という子供がいました。
盤牛大王四季の土用を、黄帝黄龍王に支配させました。
よく土用の丑の日といって
ウナギを食べますが、その土用を支配する神様の誕生です。
黄色は土の色ともいえます、土用に土をいじらないとされるのも
このあたりからでしょうか?
盤牛大王についてや、個々数回のブログの暦の記事については
藤巻一保さんというかたの書かれた、
安倍晴明簠簋内伝 現代語訳版にくわしく書かれています。
随分更新しませんでした、がんばんなきゃ(^^;)
昨日は、朝総代さんが境内に、、、。
何かな?って思ったら松の剪定をしてくださいました。
ついでに、どんぐりが実は、クスの大木を切ったときに西側がえぐられて
東側に延びていたので、倒れては大変なので
切っていただきました。
暑い中、本当に感謝です、ありがとうございました。
また、暦で恐縮です。
暦のお話しをさせていただく機会がまれにあります。
そのとき、毎年の恵方、わかりやすく云うと節分の時に
海苔巻を恵方の方位を向いて食べる行為が縁起が良いとされ
最近流行していますね。
恵方巻は、コンビニやスーパで売り出されてますが
なぜ、一気に食べるのが縁起がよいのかはわかりません。
むしろ、お年寄りやお子さんには喉に詰まらせたりして危険なような気がします。
おっと、その話ではなく、暦のお話しをしたときに頂いた質問は
この恵方はどうやって決まるのか?金神などか関係しているのか?
という質問でした。
暦の中の神々の位置は一定の法則に基づいて動いていますが
全てを私も覚えてはいないというか、鼻から覚えるつもりはなく、
わからないときは、暦で調べた方が良いと考えているのです。
また、金神とは無関係であることはさすがの私も覚えていましたので
講習会ではそう答え、終わった後持参した暦の本に記載されていた記憶はございましたので
質問されたその方と開いて調べました、
せっかくだから書くと、その年の干支、干の部分によってきまるわけです。
令和3年は、辛丑ですから、年の干は辛、巳午の間・丙の方位という決まりです。
ここで、全て書くより、暦で見るのが正確ですし、ネットで検索しても出てくると思います。
今日は、それよりこのみんな大好き恵方巻ではなく、歳徳神ってそもそも何?って話です。
前置き長くてすみません。福岡県神社庁の暦の3ページの最下段左に
歳徳神が薄くピンクに黒文字で掲載されています。
その左右に、4柱の神様計8柱が記載されています。
実は、歳徳神のお子さんが、この左右の神々です。
五男三女神とされ、八王子、八将軍などとも呼ばれたりします。
歳徳神は、頗梨采女(はりさいじょ)という竜宮のお姫様です、ご主人は牛頭天王、ざっくり書くと
仲人は前回書いた蘇民将来。
実は牛頭天王は、天道と呼ばれ歳徳神より良い方位神なのですが、
人気は歳徳神があるようです。
五男三女でピンときたかたもおいでかと思いますが、
牛頭天王は、スサノヲの命といわれ、頗梨采女はくしなだひめということになります。
暦といっいても、壁にぶら下げて今日は何日かと示すものではなく、
福岡県神社庁の暦であったり、高島易断なんちゃらとか書いてある本タイプの暦です。
神社でも、頒布するのですが、暦と神社の関係はなぜ?みたいな部分もあるかと思います。
たとえば、各神社で夏に行う夏越祭、これのさいに、茅の輪くぐりを行う神社も多いと思います。
上内八幡宮でも毎年7月31日におこないます。
そのいわれは、旧ブログに書いています。リンクを貼ります。
旧ブログへのリンク←クリック
これは、備後国風土記にある神話です。
そこには、蘇民将来の神話が出てきます。
まずは、この蘇民将来、福岡県神社庁の暦の3ページに
方位吉凶早見表というのがあります。
その庚の位置に天徳とあります。
この天徳が、蘇民将来であるまたは、蘇民将来の居場所と云われています。
仏教と神道にはかつて、本地垂迹説というのがあり、
仏教の神様と神道の神様が一致する考えがありました。
例えば、大日如来が、天照大神であるとかです。
陰陽道の神々と神道にもこれと似た考えがあったようです。
今日は、このあたりで終わります。
写真は、疫病退散のお守り、コロナ禍でのお守りと御札となります。
疫病にかからないように、かかっても早く治りますようにとのお守りです。
玄関に貼る御札です。
赤ちゃんが産まれて初めての神様へのご挨拶。
またこれは、無事に母子ともに健康に赤ちゃんが産まれたことへの
感謝の御祭でもあります。
とはいえ、写真を撮るとどうしても主役の赤ちゃんよりも
お兄ちゃん。
お兄ちゃんが表情の良いときにシャッターを押しちゃいますね。
お兄ちゃんのお宮参りの写真は、旧ブログに載っています。
おめでとうございました。