家を購入したときのお祓い(中古物件編)

以前に赤の他人様がお住まいの家を購入されて暮らし始める前のお祓いについて書きます。なぜお祓いをするのかといいますと、やはり目には見えないそれまで住まわれた人の因縁や罪汚れを清めるため、お祓いをした方がよいとお考えなのであろうと思います。また、購入時にリフォムーをされる場合もあります。三月金神・三月荒神のような方位をその引っ越しの際に気にする方もおられます。それらが、どのタイミングでお祓いをするのかといいますと、一番良いのは引っ越しの頃です。簡単なリフォームならば終わった後で良いでしょう。

どの程度からが大がかりかは、金額や規模やもろもろありますが、あくまでご本人の気持ちの問題です。(少し位の工事だから神主にお祓いいらないよって言ってほしくて、電話してくるのはおやめくださいね、あくまで上内八幡宮のお祓いを受ける方のために書いています)また引っ越しのタイミングが良いのは、方位の凶神のお祓い、三月金神・三月荒神は、あくまで引っ越しによって最悪の凶をもたらすと伝わるので、引っ越しの時点が後々安心で良いかと思います。

勿論そのケースによって違いはでてきます、あくまで簡単なリフォームであるならばという話がもとです。引っ越しの後に、庭を工事するとかならば、その工事と引っ越しのお祓いは同時で良いでしょう。

普通の引っ越しとは、あくまで良い不動産やさんが仲買している場合でして、個人売買や、余りよろしくない仲買が入っている場合などは、こちらも困ることがあります。またお問い合わせ頂いた場合は細かいところまで質問いたします。入居のお祓いは物件ごとに内容が違います。

5分間や10分間で、料金が加算される携帯電話をお使いの方は、十分なお話しができません、固定電話や時間制限のない携帯などからおかけいただけるように、ご留意の上お電話ください。

私が心がけるのは、あくまで気のせいだと笑われても仕方のない事かもしれませんが、あえて書きますと、私は、その家に長く住まわれていた方やそのご先祖様は、自分の知らぬところで交わされた売買契約はご存じではないので、目には見えない世界の御魂たちに神様からお話しをしていただき、新しい鎮まるべきところにお移り願うようにしていただく儀式でもあると思い執り行っております。

そうそう、お祓いは降神といって、神様にその家にいらしていただき行うのです。その後、昇神といって神様にはもとの場所にお戻りいただきます。

お祓いは、お電話でご予約の上お願いいたします。

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疫病除けの御守りと御神札

毎年、6月半ば過ぎから私が受け持つ神社では、疫病予防も祈願した神事を執り行い、その時にお渡しする御神札の問い合わせがありました。

多分新型コロナウイルスの関係もあるのかもしれません。

神事は地域では虫祈祷と呼ばれ、田んぼや畑の作物に悪い虫が付いたりしないように田畑に祀る御神札と

悪い虫、つまり病原菌など疫病が家の中に入らないようにするための家庭の玄関に貼る御神札とがあります。

古い農家の家には今でも玄関に貼ってあると思います、最近は、神事に参加する方も減少していますが、思い出されたのかもしれません。

もう一つは、夏越祭、これも疫病予防が由来の神事といえます。

上内八幡宮では7月31日に行われます。輪くぐりといわれる神事、

それに由来する蘇民将来の伝説に基づく疫病予防の御守り。

この御守りと、玄関用の御札を少し早いのですが頒布いたします。

夏越祭の紅白や金の御幣は、同じ意味合いですがこれは、まだ当日まで控えさせて頂きます。

写真の御札と御守りのみです。

また、新型コロナウイルスの予防のため行われる慣習を鑑みて、

必ずお電話でご予約の上、お受けください。

衛生面に対処してお渡ししたいし、こちらが留守の場合もございます。

頒布価格は、御神札が200円、御守りが800円それぞれ御奉納となります。

お釣りが出せませんのでちょうどの金額をご準備願えればと思います。

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三月金神・三月荒神が動きました。

少し更新が遅くなりましたが、三月金神・三月荒神が動きました。

現在は、南に鎮まります。令和2年8月19日午前11時42分に、西へと動きます。

今回は、旧歴の4月が閏月で二回続きますので少し長めに南に鎮まります。

ご心配な方は、お祓いをお受けください。

お祓いは、お電話で事前にご予約ください。

写真は境内にて撮影しました。

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お知らせ。

新型コロナウイルスが流行しています。

それもあってほかもあって、ブログの更新を行っていませんでした。

今日は、このコロナウイルスに関して少し書きます。

あまり、参拝をあおると誤解して受け取られてもこまるし云々考えていました。

わかりやすく書くと、健常な方は、

普段通りご参拝頂いて構いません。

元々、正月や夏越し祭を省けば人で混雑することはないのです。

また、各種御祈祷はご予約制で変わらず承っております。

ただ、狭い社殿ですので、参列人数は、事前に確認させて頂き、多い人数はお断りいたします。

その際、恐れ入りますが、宮司に人数は決めさせて頂きます。

また、できる範囲での消毒もいたしますのでご協力願う場合もあるかと思いますが、ご理解ください。

マスク着用しての参拝は今は推奨いたしております。

また、普段からのことですが、

体調の悪い方は境内での参拝は御祈祷も含めご遠慮ください。

健常な方が、具合の悪い方の一日も早い回復をお祈りいたしましょう、

それが正しい神社参拝であります。

写真は、ほとんど散りましたが、少し前の八重桜です。

盛りにブログを書くと桜を見に来てくださいみたいな誤解を招くでしょう?

そういう気遣いはしています。

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女性の厄年。

女性の厄年は、数え33歳は、大厄として有名でお祓いを受けるのはおなじみではないでしょうか。

また数え37歳の厄年も、八方塞がりと重なりお祓いを受ける方も多く、最近は、33歳と37歳しっかりとお祓いを受ける方が増えていると思います。

30代は、大人ですからご本人からお電話でご予約を頂きますが、数え19歳も実は厄年で、多くは高校2年生で厄年を迎えることとなります。そうなると、やはりご両親が心配されてお祓いを受けることになりますが、なかなか、同級生も厄払いを受けること少なく、神社につれてくるのも大変だったりするようなので、ご無理はなさらないように、ご本人様ご納得でお祓いを受けられますようにとお話しをすることになります。

19歳からもう一周して2度目の数え19歳が、37歳の厄年なんですね。

どちらも同じ星回りとなり八方塞がりと重なります。厄払いが一般的に知れ渡り始めるのは、平安時代といわれます、その時代と今とは、世の中も女性の立場も大きく違いますが、旧歴で厄年は判断しますから、この19年というのが重要であったのではなかろうか?と私は思っています。

それは、月の動きが基準で旧歴は作られておりまして、ざっくり書くと、ほんとにほんとにざっくり書きますと、19年は通常の太陽暦の19年間でちょうど旧歴と一致するのです、つまり日常用いる新暦と、旧歴は時間に誤差があるのですが、19年に一度、この誤差がなくなるのです。この19年を暦の一章と定めたのです。(章が章ですよ、間違えじゃないのです。)

きっと月と女性の周期の神秘さから、昔の人は、女性を大事に思い厄祓いを行い無事に生活できるようにと祈ったのでしょう。

先に書いたように我が子を思うお母さんの気持ちは、今も昔もかわらないのではないでしょうか。

写真は境内のさくらんぼの花です。

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