知らないということは、恐ろしいことで
無知からとんでもない発言が飛び出すことがあります。
この2033年問題で、重要なのは、歳首、年界、つまりどこを正月とするか、
という問題、これが重要となります。
冒頭、無知云々と書いたのは、
世の中には、旧暦が、なぜ必要か、納得いく説明が
ないならば、話すら聞こうとしない人もいます。
実際、旧暦がなくても、生活には困りませんからね。
二十四節気も、作ろうと思えば、新暦に振り当て可能です。
暦から、大安仏滅が消えて、かえってすっきりなんて言う人もいるかもしれません。
三月金神など、方位神がどこにいるかも気にしない人には無関係ですし。
2033年後の暦に、旧暦がないのもありかもしれません。
あえて、若い神職さんに、旧暦なくしたら?って言ってみたら
どんな返事がくるでしょうか?
実は、それで良かったと神職さんがなるのは、やはりまずい。
冒頭のとんでもない発言に繋がります。
以下は、私の勝手な、個人的な暦の研究から書くことです。
で、ここで、仮にですが、
明日から、新暦から、旧暦に戻すこととなったとします。
建国記念日は、いつになるでしょうか?
今新暦2月11日の我が国の建国記念日、これを旧暦に直さなければなりません。
今から、2683年前の旧暦1月1日が、神武天皇即位の日、それが新暦になると
2月11日ですから、その逆ですから、1月1日が建国記念日となるでしょう。
謹賀新年と、正月に申しますが、謹賀とは上の方への挨拶です。
人々が互いに、新しい年を迎えておめでとうとの挨拶と言われていた方もおられますが
この国の謹賀新年は、建国記念日だったんですよ。そして、それが歳首であると。
謹んで、天皇陛下の元、新しい年を迎えられて日本国おめでとうですよ。
ここを理解するために、あえて仮に明日から旧暦を使うとなるならばという設定を立てたんです。
以上の一点からだけでも、旧暦文化が消えたら、大変な事になることは、理解していただきたい。
まずいのは、中国の時憲暦は、冬至が歳首となっていた時代の名残があることです。
ここは、またいずれ書きます。
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