社日と耳の神様の伝説

今日、令和6年9月21日は社日でした。
社日とは、暦の解説本などを見ると
年に二回、春と秋があります。

それぞれ、春分秋分に近い戊(つちのえ)の日です。
戊の日から数えて、同じ日の場合は、かつては前の方と決められていましたが
明治になり天文観測技術の進歩の為でしょうか?
春分点、秋分点を通過する時刻が午前か、午後かで決まるようになりました。
著名な方の書いた暦の解説本でも旧来のままであることがありますから
この点ご注意ください。

さて、社日とは元々は産土神でありますが
私の受け持つ地域では、社日神社という社というか祠や石が祀られています。

春に山から人里に来られ、秋に山にお帰りになる、
作物を育て実らせて戻られる神様のようです。

余り知られていませんが、その昔は耳の神様でした。
この日、社日神にお供えした御神酒をいただくと耳の病気が治ると言われていたそうです。
今では、まるで聞かない話ですが。

写真は、早朝の朝顔



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