日時の吉凶を暦で見てみる

前回のブログ、暦本の中の日時の吉凶を書いてみます。

まず、代表的に、十干、十二支、十二直、この三つが
代表的なものです。

十干とは

甲乙丙丁戊己庚辛壬癸です。暦を見ると、十二支と組み合わせて書いてあると思います。
甲辰の年、これを書いている令和6年9月24日は、辛卯の日です。
三才五行の三才は、天地人といいますが、十干は天のことになります。
十干の性質は、ここでは省きますが、とりあえず本日は辛の日ですから、
何かをなすときは、辛がどのような日か調べるわけです。

十二支とは

これは、なじみがあるとお思います、何年生まれ?自分は寅デスみたいな会話は
一度は交わしたことがあるでしょう。
前述したように、今年は辰年、今日は卯の日、
子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥の順ですね、これもそれぞれの性質でその年や月や日の吉凶を判断します。
天地人の地に相応します。

十二直とは

十二直は、呼び名を福岡県神社庁の暦にそろえておきます。
建、除、満、平、定、執、破、危、成、収、開、閉、以上の十二です。
意味は、神社庁の暦やネットでも検索できます。
天地人の人に相応します。

三才の意味

今は、以上の十干十二支十二直より、大安仏滅のような
六曜を用いる事が多いかと思います。
六曜も含めて言えることですが、
三才は占術的には、表面をみるもしくは整えるといえます。

例えば、すごく働かない、だらしない男に娘さんが惚れて結婚したいというから
上記で調べて吉日に結婚式を挙げても、中身が伴わないわけです、日にちは
吉でも親御さんが安心とはならない。そういった意味で表面だけと言えますが、
案外、表面だけで姓名判断したり、今でもあるみたいです。
日にちは、あくまで中身が伴ってこその吉日です。

そこで、中身を見るために五行が出てくるのですが、それはまた次回。

きっと、陰陽師が呪詛を駆使していたのも、三才ではどうにも解決しないからではないかと推察します。

写真はキバナコスモス、本文との関係はないです。


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